『ヴェネツィア展』

行って来ました、『ヴェネツィア展』!
前から楽しみにしていて、開催早々に行きました。
両国の江戸東京博物館で開催中、12/11まで。その後各所巡回します。
もちろん「ARIA」の影響多大ですが、そうでなくても
水上都市として千年近くにわたり繁栄を続けたヴェネツィアの独特な
歴史や文化を知る良い機会を逃す手はありません。
ヴェネツィアの地理・政治形態から生活様式、美術工芸など多方面から紹介されていて、行った事もないのに住んだことあるぜ位の気分になりました。
絵画による解説が主でしたが、美術でなく民俗的な解説が多かったです。
そのへんはさすが江戸博の十八番といったところ。
展示品数約140点というのはヴェネツィアを表すにはあまりに少ないと思います。
しかしながら、描かれたサン・マルコ広場や、ガレー船の模型や、ヴェネツィアン・ガラスの杯、等々から当時の生きていた人々の面影を想うことができる。満足のいく内容でした。
少しでも興味をもたれたのなら是非行って見る事をオススメします。
ふと、何か物足りないような気がした。
…あー、そういえば本物のゴンドラが見られなかったなぁ(展示は舳先しかなかった)と。
博物館横のイタリアンレストランでカルボナーラ・ピザを食べながら思った。
直に見に行きたい。