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Author:リラクシン
同人サークル「みかん茶」在籍。
社会の片隅でちまちま働きながら、
たまにイラストを描いたりしてます。



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国宝展

東京国立博物館創立150年を記念して展覧会が開催されている。
国宝 東京国立博物館のすべて
今は美術館は入館日時事前予約が一般的だけど、まあ大体は空いている。
ところがこれに限っては先まで予約が一杯、土日祝日は全く空きがない状態。
ハイ、有休とりました。
国宝展1
平安から江戸くらいまでの絵画・書・陶器・その他いろいろ。
国宝展2
国宝展34
写真撮影可はこの仁王像と見返り美人図だけなので公開作品はHPからどうぞ。
個人的には風神雷神図屏風とか太刀童子切安綱とかが見どころだった。
やたら混雑しているうえに女性が多いなと思っていたら、刀剣類の展示に合わせて
ショップで「刀剣乱舞」コラボグッズが販売していた。・・・なるほど。

表慶館では「150年後の国宝展」もやってました。
国宝展5
国宝展6
国宝というよりは流行や自分の大切なもの展示会という雰囲気。
アニメやサブカルチャーが比率多いのは日本らしいといえばそう。

国宝展7
そういえばゆっくり外出するのも久しぶりで、
いつの間にか紅葉の季節になっていたのも忘れていた。


イスラエル博物館展

8ヶ月ぶりくらいに美術展に行けた。
イスラエル博物館展の印象派などの絵画がテーマ。
あー、やっぱり生で見るのはいいなあ。
写真やデータのイラストだと絵の具の厚みとか無いし。

一番好きな画家、コロー。
コロー

油彩は黒系色の上に白系色をのせていく事が多いので、離れて見ると、
林(近景)→空(背景)の奥行きが、近くで見ると林(下絵)→空(上絵)に逆転するんですね。
コロー部分1
コロー部分2
コロー部分3

ただ、セザンヌとかになると、
セザンヌ

光の部分をそもそも描いてない。キャンバス下地むき出しになってたりする。
水彩画みたいな表現といわれている。
セザンヌ部分1
セザンヌ部分2

直で見るとそういう画家の個性とか筆触がより分かって良い。

ちなみにこの美術展は一部フロアが写真撮影OKです。
最近、撮影可な展覧会が増えて嬉しい。こういうレヴューも書けるし。


生頼範義展

上野に行ってきました。
今、パンダで沸いてますが、そんなことはどうでもよく、
今日の目的はこっち。

生頼範義展」 上野の森美術館

生頼範義展

誰でも一度は目にした絵があるはず。
明日で最終日とか。
今までやってるの知らなかった。

SFイラストレーターのイメージが強いけど
普通に絵の描写力がとんでもない人です。
作品の世界観を一目で分からせる表現というのがすごい。
憧れますね。
残念ながら公式カタログは売り切れでした。
市販のイラスト集買って帰りました。

上のサイトは消えちゃうかもしれないので<こちら>を参考に。
 

ルノワール展

ルノワール展』に行ってきた。

東京の国立新美術館で開催中。

ルノワールといえばコレ!という代表作が来てる。


ルノワール展

「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」
(上のパンフレットはその一部)

移ろう日の光と木陰を浴びて宴を楽しむ人たち。
印象派の神髄を垣間見せてくれます。
さすがにこの作品の前には人だかりができてた。

個人的にはもう少し大きいかと思ってたけれど、意外と普通サイズ。
それでも131.5cm×176.5cmにこの濃密さなら十分すぎるほどだ。

他にも「田舎のダンス」「都会のダンス」や「ピアノを弾く少女たち」
後期の傑作「浴女たち」とか見どころ満載。


ルノワールは初期と中期・後期で少し画風が変わるが、
どちらかといえば初期作品が有名で私もその頃のほうが好きだったりする。
今回の展覧会も前半に初期作品を揃えて、後半は没年までの作品に加え、
ムーラン・ルージュを中心に19世紀後半のパリ近郊の風俗や
同時代の他の画家の作品を並べていた。

展示の仕方もなかなか上手い。
作品ナンバーはあるものの一方向に進ませるのではなく広いホールで
ある程度自由に見て回れるようにしてあった。

しかも私の一番好きな画家コローの「ニンフの踊り」がさらっと置いて
あって歓喜。記憶してる限り日本初公開じゃなかろうか。


そんなわけだから絶対混むだろうと思って会場1時間半前に行ったら、
・・・誰もいなかった。いや正確にはそれらしきオジサンが一人ぽつんと
佇んでいた。仕方なく六本木・乃木坂近辺を散策して30分前くらいに
戻ったら、100人くらい並んでた。・・・なんか悔しい。


・・・ともかく個人的に久しぶりにヒットした展覧会なので
会期中にもう一回くらい行こうかと思ってる。
もしこの日記を読んで興味を持った方がいたら足を運んでみることを
お勧めします。



ラファエロ展

ラファエロ展【美術】

ラファエロ展』に行って来ました。

3月2日から国立西洋美術館で開催中です。

「ラファエロって誰?」「あーあの、イタリアで絵を描いてた人?」という人が多いかと思います。
イタリアルネサンス期のダヴィンチ、ミケランジェロに並ぶ画家と評されてますが、2人に比べていまいち知名度が低いのが残念です。代表作でいえば「アテネの学堂」とか今回展示されている「大公の聖母」をはじめとした幾多の聖母子像で有名な画家です。
あまり展覧会は開かれず日本では殆ど見ることのできない画家で今回は非常に希少な機会なので是非また行きたいと思います。

ところで、あの画家の絵のどの辺がすごいの?なんて事を同じ職場の別の日に見に行かれた上司に聞かれました。私は後世の画家が皆お手本にするくらいの人なんですよ、なんてありきたりの答えを言いましが、
おそらく展覧会に言った人の多くは同じ感想を持つと思います。
思ったより普通だった…みたいな。あまりパッと見の印象に残らない。
先に挙げたダヴィンチやミケランジェロのような妖しさや動きが少なく、ひたすら安定していてどこまでも静か。

…いや、そこがすごいんだってばよ。

と言いたいんですが、確かに展覧会にして一堂に並べられるとそんな普通の絵の印象を受けた。
ラファエロの絵は教会だの応接室だの個室にそっと飾って毎日のように見かけ、時にはじっと見て、そうするうちにじわじわと深みが増して心をとらえる、そういう類のものだと思う。
まあこれは私の勝手な解釈なので恐縮ですが、もし今後ラファエロの絵を見に行く機会があったらそんなこと言ってた奴がいたなぁ、とか思いながら聖母子の穏やかな姿をじっくりと鑑賞して頂きたいと思います。